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皆様はクトゥルー、或いはクトゥルフ神話と呼ばれる物はご存知でしょうか。
まぁ、概要は面倒なので書きませんけど、調べれば結構ごろごろ出てくると思います。
またゲームなんかの題材になっていたりするので知らず知らずのうちにクトゥルフにかかわるファクターを目にしているかもしれません。
僕ももともとはそういうパターンで、ゲーム「沙耶の唄」と「斬魔大聖デモンベイン」にて知らぬうちにそのファクターに触れ、「('A`)は丸い部屋に閉じこもっているようです」でクトゥルフの存在を知った人間です(そのときの線の繋がった感覚というのは、推理小説の2週目に通じる快感がありました)
さて、僕のクトゥルフに関する知識というのは皆無でして、ラブクラフトすら読んでいないのでそれに関して語ることはできないのですが。
つい先ほどまで、ブーン系小説にて「(゚川゚)クトゥルー神話祭りのようです」という物が開催されて折りました(というか現在ロスタイム中です)。

さて、上記のとおり僕はクトゥルフに詳しいわけではないので作品は書かなかったのですが、興味はあるのでこの祭りは結構楽しみにしていました。
そしてこの祭りで投下された作品に「( ∵)沈黙のようです」(◆fkFC0hkKyQ様)というのがあります。
それを読んでいたところ、面白いように見知った地名が連発されるもんで、ちょいと見てみると舞台になっている村のモデルが思いっきり僕の地元近くであることが判明。
去る4月5日、ちょうど外出する予定があったのでそのついでにその村を訪れてみる事にしました。
その事を、私小説として綴ってみようと思います。
この記事は「( ∵)沈黙のようです」を読んだ後に読むほうがいいかもしれません。

──

2009年 4月5日。
頭上をテポドン2号が飛んでいるなど露知らず、僕は某所でサバイバルゲームなんぞに興じていたその帰り。
途中で寄った服屋の女性店員に携帯の待ち受け(虹百合エロ)をガン見されるという羞恥プレイをこなし、僕はその小説のモデルになったH村へと車を走らせた。
用事先のY市から車で15分ほど。市町村合併によりY市の一部地区という扱いになっているその村はある。
僕の地元もそうなのだが、印象はまさに「寂れた農村」と言った所。
実際このH村はJRへのアクセスもかなり悪く、人の動きもあまり見られない。
車通りの少ない国道をひた走り、目に付いたコンビニに車を入れた。

('A`)「ここが劇中でギコとアサピーが寄ってたコンビニだな。他にコンビニねーし」

店のゴミ箱に空き缶を放り込み、店内に入る。
缶コーヒーコーナーでMAXコーヒーを手に取り、カウンターへ向かった。

('A`)「これとラッキーストライクのBOX一つ」

切れかけていたタバコと糖分を手に入れて、車内で一息つく。
そして、また国道に車を出した。

──

適当に村内を走り回ってみたがこれといって目に付くような異様はなかった。
まぁ、当然といえば当然か。
とりあえず劇中でギコとアサピーの滞在先と思われる旅館(?)を見た後、何の気もなしに横道に車を向けてみる。
するとその道の横に、山中へと続いていると思わしき入り口を見つけた。
せっかく来たのだし何の収穫もなしに帰るのも癪だと、僕はそこに車を止めた。

('A`)「結構雰囲気あるじゃないか」

愛機 EOS 30Dをぶら下げた僕は、まだ僅かに雪の残るその道を歩き続けた。
少し上った先に、道のだいぶ下を沢が流れているのを見つけた。
道から降りて、その沢沿いに上って行くことに決める。

('A`)「サバゲ用の格好でくりゃよかったかな」

ぬかるむ足場に文句をはきながら歩き続けると、沢の上に一本の杉の木が横たわっていた。
よほど長寿な木だったのか非常に太く、両側を急斜面に囲まれた沢ではこれ以上先に進めそうにない。
とりあえず、写真を撮っておこうと一眼レフのファインダーを覗こうとした、その瞬間。
ふ、と。視界の隅に、何か白いモノ映ったような気がした。
反射的にあたりを見回すも何もなく、耳に聞こえるのは沢のせせらぎだけ。
気にしすぎとは思うも、背筋を何か薄ら寒いものがなでる感触があった。

('A`)「帰る、か」

結局写真は撮らず、元来た道を帰る。
いそいそと車に乗り込み、帰路に着く途中。
道路から見えた、2本の松の木があった。
片方は枯れ、もう片方は雪の重みのせいか酷く歪んでいる。
その松の木が、なんと言いか、形容しがたい。
酷く不穏で醜悪な、怪物じみたモノに見えたのは気のせいだと思う。

──

結果だけ言えば、空振りもいい所だ。
結局成果といえばコンビニでMAXコーヒーを買ったくらいの物で、何かしらの怪異に出会ったわけでもない。
当然ながら、そこには神も異形もなく、寒村の寂れた日常が転がっていただけだ。
しかし、それでよかったのかも知れない。
曰く、Curiosity killed the cat. 好奇心、猫をも殺すというほどなのだから。

──

よし。
ピザ食って寝るか。
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