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ミカケンことカンザイさんがやっていたので僕もやってみる。
11時04分ちょうどからスタートォ!



潮の香りを存分にはらんだ夜風に髪をなびかせながら、私は歩く。
とつ、とつ、とつ、と。柔らかな砂の感触が、裸足に心地よい。
恋人の持つ別荘。彼女の眠っているうちに、私はそこを抜け出してみた。
月が、明るい。

「……」

海岸線を歩く。ずっと、ずっと。言葉も無く。
夜闇の静寂を破るのは、波の音、風の音、私の足音。
ふと、何の気もなしに、海に足を踏み入れる。

「……」

そして、腰がつかるまで海に入る。
服が濡れるのも、なぜか気にならない。
このまま、ふと。
ずっと、ずっと、進んで行ったら、どうなるんだろうなんて。
そんな事を思う。
それは、子供の頃の憧れにも似た幻想。
あるいは、救いとも。

「何処へ行くんだい?」

そのまま立ち尽くしていた私に、不意に声をかける者があった。
振り向いてみれば、立っていたのは私の恋人。
くわえ煙草で、颯爽と登場してくれた。

「さぁ? ここから、何処にいけると思う? ルルイエ? それとも、天国かしら?」

あるいは、私の事の言葉は皮肉げに聞こえるのかも知れない。
だけど、なんとなく、私は言葉をつむいだ。

「どっちにしろ、だ」

言いながら、彼女も海の中へと歩を進めてくる。
そして、私の横に立つと。

「行く時は、何処にだって、私も一緒じゃなければ嫌だよ」

そういって、優しく微笑む。
ああ、私は、こんなにも、幸福だ。

神様、神様。
この恋を許してください。
淡い憧憬も、幸福も。
この場所に、ある──




30秒くらいあまったかな?
何気に心中ネタは好きなんですよね。
海とか、舞台としては好きです。
自分で行くのは嫌いなんですけどね。
しかしAAつけないと精神的に楽だなー。

以上、頭文字Dでした。
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